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フィリピン留学は、英語力の向上にとても有効な留学です。実際に皆様が想像される以上に講師の質は高く、そして学校が提供する教育の質も高く、効果的な英語学習が可能です。
しかし、フィリピンとカナダの 2ヶ国留学を取り扱う立場として、また実際に 2ヶ国留学を経験した方々からの体験談を聞くと、皆さんがお持ちのフィリピン留学のイメージと、実態は大きく異なっているのが現状です。
ここではカナダの留学エージェントであり、フィリピンの留学をしっかり取り扱う弊社から、フィリピンとカナダの 2ヶ国留学を成功させていただくためのご案内をいたします。
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留学の本質 |
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『留学』 とは英語を学ぶことだけではございません。渡航学する国に 「留」 まって様々な事を 「学」 ぶことです。英語力は留学でご自身のキャリアアップに繋がることを学ぶために必要なツールの一つであり、2ヶ国留学においてはフィリピンでの英語学習とはあくまでも英語力の事前トレーニング、つまり、カナダ留学のスタートラインに立つための準備となります。
では、留学の目的とは何でしょうか。多くの方は、 『世界に通用する力を得ること』 であり 『世界中の人達と交流すること』 であると思います。それを達成するのに必要なのは 『グローバル・コミュニケーションスキル』 と 『グローバル・マインド』 です。日本の企業が必要としているのは、英語力ではなく、この 2 つの特徴を持っている人材なのです。
実際、語学学校に 1 年通って、TOEIC 800 点を持っている人より、ワーキングホリデーで 1 年過ごし、TOEIC 700 点だけど地元のカフェで半年働いた経験がある人のほうが圧倒的に就職に有利なんです。
ではこの 2 つの特徴を身につけるためには何が必要でしょうか。それは、『国際交流』 と 『異文化体験』、 そして 『コミュケーションスキル』 です。カナダの学校はグループレッスンですし、教室で英語を学ぶ時間はフィリピンに比べて短いかもしれません。ただしそもそもカナダの語学学校で得られる最も重要なことは、英語を学びながら上記の 3 つを学ぶ事なのです。基礎英語を学びながら、学校が提供する社会、文化体験を通じて、様々な国の人達と学ぶ環境を作り、この 3 つを学ぶことがカナダで学校に通う最大の目的です。
フィリピン留学は、英語初心者にとっては英語塾での英語合宿と同じです。カナダ留学へのスタートに立つための準備合宿だと思ってください。 『グローバルな環境で働ける人』 = 『英語力がある人』 ではないのです。
だからこそフィリピン留学は 2ヶ国留学にとって、短期間で効率的に英語力を向上し、カナダ留学のスタートダッシュを図るためにとても効果的です。
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フィリピンとカナダの学費 |
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1 ヶ月 |
2 ヶ月 |
3 ヶ月 |
フィリピン
※セブ |
学費 |
1 人部屋 |
2 人部屋 |
3 人部屋 |
1 人部屋 |
2 人部屋 |
3 人部屋 |
1 人部屋 |
2 人部屋 |
3 人部屋 |
215,000 |
184,000 |
168,000 |
415,000 |
359,000 |
321,000 |
623,000 |
529,000 |
476,000 |
生活費 |
30,000 |
60,000 |
90,000 |
合計 |
245,000 |
214,000 |
198,000 |
475,000 |
419,000 |
381,000 |
713,000 |
619,000 |
566,000 |
カナダ |
学費 |
105,000 |
195,000 |
290,000 |
家賃 |
42,000 |
84,000 |
126,000 |
生活費 |
34,000 |
68,000 |
102,000 |
合計 |
181,000 |
347,000 |
518,000 |
※金額は日本円
※フィリピンの学費はセブの学校の 30 校の標準コース平均値で計算
※カナダの学費は同様にカナダ全土の 30 校の平均値で計算
※カナダの学費は平均 1 日 5 時間 (6 レッスン) で計算
※カナダはシェアハウスの 1 人部屋 (ホームステイの場合はプラス 1 万円)
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フィリピンとカナダの比較 |
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フィリピンが優れている点 |
海外で生活すること、英語に触れることに慣れるため、カナダ留学の予行演習として有効。 |
マンツーマンレッスンによる個別指導が受けられることで、短期間で効果的な学習ができる。 |
英語学習に集中できる環境のため、集中的に英語力を伸ばせる。 |
温暖で過ごしやすい気候でリラックスして勉強できる。 |
変わらない点 |
費用はほとんど変わらない。 ※1 人部屋の滞在だとカナダのほうが安く、3 人部屋だとフィリピンのほうが安い |
講師の質は英語初級レベルでは差を感じることはない。 |
カナダが優れている点 |
全てが英語環境のため、現実社会での英語でのアウトプットのコミュニケーション力が磨ける。 |
マルチカルチャーの環境で、世界中の国の人と国際交流が出来、グローバルな環境での交渉力を磨ける。 |
現地での生活を通じて欧米の社会、文化を学ぶことで、グローバルマインドを磨ける。 |
留学とは 『英語で何かを学ぶこと』 です。英語を使って学ぶことが留学の本当のスタートです。 |
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フィリピン留学モデルプラン |
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大学在学中の場合
大学 2 年 |
2-3 ヶ月フィリピン留学し基礎英語力の向上と海外生活に慣れる。 |
大学休学 |
1 年間カナダへワーキングホリデー。 |
大学 3 年 |
2-3 ヶ月フィリピンで英語力の総仕上げとフィリピンの外資系企業でのインターンシップ。 |
大学 4 年 |
就職活動。 |
大学卒業後の場合
大学在学中 |
2-3 ヶ月フィリピン留学し基礎英語力の向上と海外生活に慣れる。 |
大学卒業後 |
1 年間カナダへワーキングホリデー。 |
カナダ帰国後 |
2-3 ヶ月フィリピンで英語力の総仕上げとフィリピンの外資系企業でのインターンシップ。 |
フィリピン帰国後 |
フィリピン、アジアでの就職活動及び日本での就職活動。 |
社会人の場合
退職後 |
2-3 ヶ月フィリピン留学し基礎英語力の向上と海外生活に慣れる。 |
フィリピン留学後 |
1 年間カナダへワーキングホリデー。 |
カナダ帰国後 |
2-3 ヶ月フィリピンで英語力の総仕上げと外資系でのインターンシップ。 |
フィリピン帰国後 |
フィリピン、アジアでの海外就職活動及び日本での就職活動。 |
カナダ進学 (英語初心者) の場合
プラン開始 |
2-3 ヶ月フィリピン留学。 |
フィリピン留学後 |
1 年間カナダへワーキングホリデー。 ※働きながら英語力を磨く |
ワーホリ終了後 |
進学条件を満たすため学校に通い、進学先へ条件付き入学手続。 |
カナダ進学 |
カナダのカレッジないし大学へ進学。 |
卒業後 |
カナダでそのまま就職、永住権取得へ。 |
カナダ進学 (英語中級者) の場合
プラン開始 |
2-3 ヶ月フィリピン留学によりカナダのカレッジ、大学の進学のための英語要件を満たす。 |
カナダ進学 |
カナダのカレッジないし大学へ進学。 |
卒業後 |
カナダでそのまま就職、永住権取得へ。 |
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フィリピン、カナダ2ヶ国留学の注意点 |
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総合面
フィリピンは安くない |
フィリピンペソ高で、この 2 年でフィリピン留学は 3 割値上がりしました。実際に現状フィリピンとカナダの留学費用は殆ど変わりません。ですが、費用面のメリットが無くても十分フィリピン留学は価値があります。 |
英語力の差は出ていない |
実際に、フィリピン留学経験者と未経験者の英語力の差はほとんどありません。フィリピン留学を経験したのに、英語力はフィリピン留学をしていない人と一緒。それは結局フィリピン留学が 『遊学』 になってしまい、英語学習に力を注いでいないからです。一方でフィリピン留学経験者で英語力が上がった方はカナダでもどんどん英語力を上げている方が多いです。
何故かというと結局勉強する努力をしていなければ英語力は伸びず、逆に努力をしている人はフィリピンに行かなくても英語力は上がるからです。 |
同じ期間学校に通う |
フィリピンの学校で学べることは、英語力と英語学習方法です。一方カナダの学校で学べることはフィリピンの学校で学べることに加えて、国際交流と欧米の社会、文化、そして英語環境でのコミュニケーションスキルです。
例えばトータル半年学校に通いたい方は、フィリピン 3 ヶ月、カナダ 3 ヶ月のプランが効果的です。 |
英語合宿 |
少なくともカナダに行く前にフィリピンに行くなら、遊びの面はすべて切り離して、英語合宿だと思って徹底的に英語を勉強しましょう。フィリピンはとても楽しいところで、フィリピンの留学生の半数以上は英語学習ではなく旅行感覚で遊びに来ています。皆様とは目的が違うはずですから、周りの誘惑に負けず、勉強しなくてはフィリピン留学をした意味がありません。 |
フィリピン留学は投資 |
フィリピン留学をしなくても英語力は伸びますが、留学を通じて将来の目標がある方にとっては、目標達成の為のスタートダッシュのとしてとても有効です。特に大学在学中に留学を検討されている方は、カナダの1 年間の留学をより高いレベルでものにするため、休学する前の年にフィリピンで短期留学をすることはとても効果的です。 |
学習面
フィリピン留学は学習の質 |
フィリピン留学の価値は、価格でなく学習の質です。フィリピンの優秀な講師から、マンツーマンレッスン主体で効果的に学習することは、学習目的の明確な方、特に英語初心者と上級者には効果的な学習です。 |
フィリピン人講師は質が高い |
フィリピン人講師は、平均値を出せば正直欧米の講師よりも質が高いです。大卒の講師が殆どでフィリピンではエリートであり、英語もネイティブと遜色がなく、また講師としての教育が行き届いており、そして国民性から、フレンドリーで面倒見の良い講師が多いのが特徴です。 |
学校に行くだけでは伸びない |
学校は英語を学ぶ環境を提供するだけです。英語を学ぶというご自身の強い意志がなければ効果的ではありません。英語力はお金を払えば得られるものでなく、ご自身の投資を効果的に活用する努力が大事です。 |
教育環境で選ぶ |
2ヶ国留学なら、目的は英語力の向上です。一番大事なのはご自身の希望、目的に合った学習効果が得られる教育環境の整った学校を選ぶことです。次にご自身の予算と比べて費用対効果の高い学校を選ぶことです。宿泊施設やサービス、周辺環境などは二の次です。
フィリピンはアジアの発展途上国です。様々な点まで日本の水準をを求めれば、それは価格に反映され、カナダ留学より高くなりかねません。 |
マンツーマンの注意点 |
マンツーマンレッスンをすれば英語力が上がるというのは半分正解、半分間違いです。マンツーマンレッスンが効果的なのは基礎英語力がある程度あるけど会話が苦手など、課題が明確になっている方が課題を克服するために効果的です。英語力が全く無い方は先生の英語が理解できないため、発言すら出来ず、先生が一方的に話したり、プレッシャーで挫折してしまいます。
そのためご自身で英語が全く出来ない、苦手だと思う方はグループレッスンとの組み合わせが効果的です。まずは英語をバランス良くグループで学ぶことで、自分だけが話さなくてはいけないというプレッシャーから逃れ、英語に慣れ、英語を学ぶことに慣れる時間が作れます。またグループレッスンで学んだ事をマンツーマンで補強し、弱点を強化することが出来ます。
一方、英語上級者にはマンツーマン授業がベストです。ご自身の英語力の弱点を効果的に補い、伸ばしたい点を集中的に学習ができます。
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生活面
相部屋を選ぶ |
学費を安く抑えたいなら相部屋を選びましょう。実は学費の 6 割は宿泊費です。ですから相部屋であればまだまだ学費は抑えられます。シングルを選んだ場合、カナダのほうが学費が安上がりとなります。 |
フィリピンで遊び過ぎない |
フィリピンは誘惑が多いですし、実態として日本人留学生の半数は遊びに行っています。他人からの誘惑に負けず、遊ぶ日は決めて、勉強と遊びを切り替える事が大事です。
フィリピン留学中に遊ぶことは海外旅行の延長で、心に残らないものになります。カナダで遊ぶことはそれ自体が国際交流によるコミュニケーションスキル向上という学習で、心に深く残るものになるでしょう。 |
治安は悪い |
海外初めての日本人の感覚では、フィリピンは何処に行っても危険で治安が悪いのが現状です。東南アジアの中でも後進国となり、貧富の差も激しく、フィリピンでの生活は絶えず注意が必要です。
一方で、海外で暮らすことを意識し、しっかり防犯を心掛けることで被害に遭うことはまず避けられますし、また世界の中で日本ほど恵まれた国はないこと、そしていろいろな国の実情を肌で感じることはむしろ将来にプラスになる経験だと思って、あまり怖がらずにフィリピン留学にチャレンジしてください。 |
住まいにこだわらない |
フィリピン留学は近年価格が上昇傾向にあります。円安の影響もありますが、理由は宿泊施設が豪華になり、宿泊費用が上がっている為です。留学費用の 3 分の 2 は宿泊費用となっています。
フィリピンは発展途上国です。だからこそ住まいにはこだわらず、アジア留学だと思って慣れることが大事です。虫もたくさんいるし、日本ほど清潔でないし、食事も日本並みではないです。日本並みの環境を希望されるなら、最初からカナダに行く方がおすすめです。
費用を安く抑える為にシングルは避け、相部屋を選びましょう。 |
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お問い合わせ |
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フィリピンの語学学校 についての評判、クチコミ、お問い合わせは BRAND NEW WAY までお願いいたします。
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