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こちらでは、カナダでのワーキングホリデー向けの仕事の探し方をご案内いたします。また、仕事内容としては、カフェ、レストラン、お店などのサービス業全般の仕事についてご案内いたします。
カナダでは英語環境の仕事を探すのは大変ではございません。必要なのはお店で働くために必要な中級程度の英語力と、正しい仕事の探し方の知識です。
※仕事探しは実際には現地到着後となりますので、こちらでは基本的なことに触れさせていただき、詳細については現地到着後弊社で行っているワーキングホリデージョブセミナーへご参加ください。
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仕事について |
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カナダは多くの都市で日本人は0.1% 以下と、とても少なく、英語力さえあれば英語環境での仕事を見つけることは難しくありません。ワーキングホリデービザの場合期間が最長1年と、長期の仕事を見つけるのが難しいため、仕事はサービス業が中心となりますが、一方でご本人次第でチャンスはございます。下記に実際に日本人のワーキング・ホリデーの方が働いている主な仕事を紹介します。
飲食 |
・レストラン ・バー / 居酒屋 ・カフェ ・ファーストフード |
お店 |
・洋服屋 ・スポーツショプ ・本屋 ・雑貨屋 ・お土産屋 ・劇場 / 映画館 |
オフィスワーク |
・旅行会社 ・留学会社 ・広告会社 ・IT関連 ・デザイン会社 |
その他 |
・ホテル ・ツアーガイド ・美容師 ・ネイリスト ・農場 |
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仕事の探し方 |
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1 |
クチコミ |
良い仕事は全てクチコミで埋まる |
2 |
歩いて探す |
エリアを限定する場合やネットより情報が早い場合も |
3 |
ネット |
幅広い情報を得ることが出来る |
クチコミ
仕事探しは一番効率良く、確実で、良い仕事を探すのは、『クチコミ』 です。知り合いづてなら雇う側もも安心ですし、一方で紹介なので変な仕事を押し付けられることもないですし、又希望者の多い人気の仕事が見つかることが多いです。さらに仕事内容について十分な事前知識をもって契約できる点もお勧めです。まず求人がが出たら、ネットに出る前に紹介で決まるということはぜひ知っておいて欲しいです。
ということは、どうやったら良い仕事を探せるかというのは、どれだけ多くの友だちを作り、多くの 『コネクション』 を作るかが重要です。例えば語学学校に行く目的はみなさん英語を勉強するところだと思っているかもしれませんが、カナダでの人脈作りの第一歩として、日本人同士だけでなく国際交流を通じて 『コネクション』 を作るという目的でも大変有効です。まさに学校にいくのはコネ作りのためと言っても過言ではありません。
歩いて探す
求人の募集はネットで情報が出る前に店頭に貼られます。店頭に、“Wanted”,”Needed”、“Hiring”などと書いてある張り紙を目当てに探しましょう。
直接行って、その場でインタビュー、決定なんて事も少なくはありません。ですので、お店に直接行く場合は、レジュメをお忘れずに!
ネット
ネットを利用した仕事探しでは、情報集めとして活用しましょう。情報量でいったら断然一番です。仕事も職種別、業種別など数多くの情報が掲載され、仕事内容や条件なども掲載されています。一方で、書いてあることと実際の仕事内容が違ったりということも多いので、幅広く情報を集め、仕事内容についてもクチコミで情報を集めるようにしましょう。
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レジュメの書き方 |
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カナダのResume (履歴書) は日本の履歴書と大きく違い、生年月日、家族構成、証明写真も必要ありません。
記述する内容も異なり、“Objective”(働く目的)なる欄には希望職と、なぜ自分は働きたいか、自分は何が出来るかなどを簡潔に書きます。職歴の業務欄には自分がどれだけ業績を残したか、会社にどれだけ貢献したかなどを3−4つ挙げて自分自身をポジティブにかつ利点的に書きます。また、決まったフォームなどはなく、各自Wordで作成する形ですが、順番、書くべき事項は幾つかあります。
順番
1. |
名前、住所、連絡先をタイトルとして記述する |
2. |
Objective (約2-3行) |
3. |
職歴・学歴の順で、新しい順から書く |
4. |
Skill(仕事に関連した資格などを書く。平均4〜5つ) |
カバーレターを付けるように言われることがあるかもしれませんが、サービス業ではあまり多くの情報を提示するのは敬遠され、逆効果です。
またレジュメの内容はそれほど拘る必要はございません。雇用主にとって、レジュメとは希望者の連絡先の確認レベルのものですので、とにかく誤字脱字無くシンプルにまとめることが大事です。
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インタビューについて |
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一番緊張するインタビュー。これもまた日本の面接とは聞かれる内容が大きく違います。まず、レジュメを持って行ってその場でインタビューという事もあれば、後日連絡で日程を知らされる事もあります。
カフェやレストランなどでは、オーナーやマネージャーとの15分程度の面接となります。服装は、スーツなどを着ていく必要はありませんが、カジュアル過ぎないように気をつけましょう。また、面接の5分前には遅くても到着するようにしましょう。
日本同様、時間厳守です。レジュメをすでに提出していてもコピーを聞かれる事があるので、予備に必ず持参する事、それから、職歴などについてもちゃんと答えられるよう、レジメに何を書いたかは覚えて行きましょう。
よく聞かれる質問
あなたの事についてお話ください |
Tell me about yourself/Tell me about your history |
なぜカナダに来たんですか? |
Why did you come to Canada? |
あなたの長所・短所は? |
What is your strong point ・ weak point? |
私達の会社について知っている事は? |
Tell about our company |
難しい問題に直面した時、どう対処しますか? |
How do you response to a difficult situation? |
あなたを雇う事による弊社の利益はなんですか? |
Why should we hire you? |
なぜ私達の会社で働きたいのですか? |
Why do you want to work with us? |
気をつけること
質問をよく聞く |
正直に答える |
常に前向きな姿勢で答える |
聞かれた事だけに答える |
一貫性のある返答をする 例:前職は何で、何をし、何を学んだか |
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トレーニング日 |
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実は、本当の面接とは、面接終了後に呼ばれるトレーニング日です。このトレーニング日に実際に勤務状況を見て判断されることが多いです。一方で面接は形式のみでパスし、多くの場合はトレーニングに呼ばれます。ですので、面接はだれでも通るので、トレーニング日に実際にしっかり働くことが重要です。
ですので、あまりレジュメや面接を重視せず、肩の力を抜いて望み、一方でトレーニング日に自分でも仕事環境を判断し、良い仕事であればトレーニングの中でしっかりアピールできれば仕事が決まりますよ。
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最後に |
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冒頭でも触れましたが、どうやったら良い仕事を探せるかというのは、どれだけ多くの友だちを作り、多くの 『コネクション』 を作るかが重要です。カナダへ留学することでもっとも重要なのは英語を学ぶことではなく、多種多様な人と交流し、コミュニケーションスキルを向上することです。その上で、最初の学校でいかに多くの友だちを作り、仕事探しだけでなく、カナダの生活を充実させるための 『コネクション』 を多く作るかが重要です。
よく学び、よく遊べ。カナダ生活を充実したものにすれば、カナダでの楽しかったこと全てが、将来の国際社会の中でのご自身のキャリアアップに繋がります。家探しひとつとっても、世界の中でコミュニケーションとコネクションの重要さを知る良い勉強になります。
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