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カナダは世界有数の質の高い教育が、留学生でもリーナブルな学費で受けられる国です。
理由として、カナダにはカナダ政府及び州政府により、カナダで平等で質の高い教育を受けられる様、州政府の運営する 120 以上の公立のカレッジがあり、それぞれの州、都市の教育を支え、産業発展のための人材育成の観点から、欧米圏では最も質の高い教育水準を提供しています。
例えば日本やアメリカ、イギリスのように私立の大学も多く、学校のランク付けがあるようなことがなく、どのカレッジ、大学もとても高い水準の教育を提供しているためです。
こちらではカナダのカレッジの特徴と、進学条件のご案内します。
進学の基本情報についてはこちらを参照ください。
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カレッジの特徴 |
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カレッジとは、カナダでは一般に Community College と呼ばれる教育機関となり、大学 (University) がよりアカデミックで、学問を学ぶ場であるのに対し、カレッジでは就職に役立つ、実践的なスキルを身に付けることができます。全国で約 300 万人の学生が通う高等教育機関です。プログラムはビジネス全般、教育、ホスピタリティ、ヘルスケア、アート、デザインなど多様です。
カナダ全土には、約 120 のコミュニティ・カレッジがあります。カレッジの多くは州立ですが、BC 州など私立のカレッジもあります。その多くが公立の教育機関のため、質や授業料に大きな差はありませんが、専門分野の強さで特徴が分かれます。
コースは、1-2 年の Certificate / Diploma プログラムが一般的ですが、大学卒業と同等の学士号 (Bachelor Degree) を取得できる 3 年コースや、短期コース、Co-op (職業体験付きコース、大学卒業者への短期専門コース、大学への編入制度など様々な選択肢を用意しています。カナダのカレッジを”短期大学”と訳す場合がありますが、日本の短期大学・専門学校よりも対応範囲が広く、適当ではありません。日本語で意訳し、専門大学と捉えた方が現状に近いと言えます。
一般的に大学機関よりもクラス人数が少なく、実践型の授業内容となっています。また、実習なども多く、就職に直結するスキルや知識を身に付けることに重点を置いています。
卒業後はプログラム期間と同等、最大 3 年の就労ビザを取得できます。将来カナダへの移民を検討している方は、カレッジへの進学が有力な選択肢の1つとなるでしょう。
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大学編入制度 |
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カナダの大学進学をお考えの方は、選択肢としてカレッジの編入制度を利用することもできます。カレッジで大学の 1、2 年次の学習を行い、大学の 2 年次または 3 年次に編入する事が可能です。
メリット1: 英語力要件が低い
留学生の進学で、予算や時期のプランの大きな障害となるのが英語力証明の確保です。半年に一度しかない入学のタイミングを、英語力要件が足りないがために見送るケースはとても多いです。例えば大学入学の場合は iBT TOEFL スコアが 92 程度必要なのに比べ、カレッジは 80 です。早くカレッジで勉強をはじめることにより、英語力を上げつつ、専門の勉強も並行して行うことができます。
メリット2: 料金が安い
カレッジの授業料は、年間にすると大学の 3 分の 2 ほどで約 100 万-120 万円程度です。2 年をカレッジ、2 年をユニバーシティにすることで、前半の学費をかなり抑える事ができます。
大学に編入するためには、大学および希望するコースが要求している成績と単位数を取得する必要があります。州ごとに編入の基準が異なりますので、希望する大学の条件を事前に調べ、カレッジへの進学を決めましょう。また大学編入をする場合は、どの州からでも編入は可能ではありますが、カレッジと大学に提携があり、編入制度が確立されているケースも多く、地理的に近いカレッジを選ぶ方が無難と言えます。
カナダではカレッジから大学への編入がとても一般的で、特に BC 州では大学編入のためのコースが常設されています。
※ただし、一般的に名門大学とされている一部の大学機関では、カレッジ編入はかなり難易度が高く、実際には閉ざされた道であることも多いため、附属語学学校からの進学をおすすめします。
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カレッジ進学条件 |
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カナダのカレッジには入学試験はなく、書類審査で合否が決まります。入学の必要条件は以下の通りです。
学歴 |
高校の卒業証明
※最終学歴が大卒の方のみが受講できるコースの提供もあります |
開始時期 |
9 月入学が基本
※1 月や 5 月から開校するコースもあります
※出願は半年ほど前が一般的 |
期間 |
最低 3 か月から、最長4年まで |
ご予算 |
$ 10,000-15,000 ※学費総額
※同じ地域のカレッジであれば、料金に大きな違いはありません
※一般的に、地方のカレッジは授業料が安めです |
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必要書類 |
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願書 |
学校、学部指定のもの (弊社にてご用意) |
高校卒業・成績証明書 |
各学校の発行した英文の証明書
希望学部・コースによって両方提出の場合もあれば、最終学歴の成績証明書のみの場合もあります |
最終学歴の成績証明書 |
英語のスコア |
TOEFL / IELTS の英語スコア、IBT TOEFLで 80-92、IELTS の場合 6.0-6.5 が目安
英語スコアが無い場合、カレッジでの英語試験やカレッジ附属・提携語学学校からの条件付き入学も可能 『英語スコア換算表』
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その他 |
コースによってはエッセイや課題、ポートフォリオの提出、面接が必要な場合もあります |
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カレッジの単位 |
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カレッジは Post-Seconday、つまり高校卒業者のためだけの教育機関かと言うとそうではありません。大学を卒業した後、就職に有利なように、実践的なスキルを身に付けるための教育も提供しています。日本で大卒資格のある方は、英語力要件は高くなりますが、Post-Graduate のコースの出願もできます。
※ Post は後、Secondary は高校レベルを指します
※Post-Secondary はカレッジ・大学などの高等教育機関を指します
※Post Graduate は、高等教育機関の後の教育課程という意味です
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入学資格 |
単位名 |
セメスター |
英語力 |
備考 |
Post Secondary |
高卒 |
Certificate |
1-2 |
IBT TOEFL 80-92
IELTS 6.0 |
特定分野の専門知識や技能を学ぶ |
Diploma |
2-4 |
特定分野の専門知識や技能を複数学ぶ |
Associate Degree |
大学編入のための学位 |
Applied Degree |
6-8 |
カレッジの職業系学位 |
Bachelor Degree |
IBT TOEFL 92
IELTS 6.5IBT |
学士課程に相当 |
Post Graduate |
大卒 |
Fast Track |
1 |
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Graduate Certificate |
1-2 |
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進学の流れや、英語力証明の取得方法などはコチラを参照ください。
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弊社主要提携カレッジ |
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ブリティッシュ・コロンビア州
オンタリオ州
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カレッジ進学手続サポート |
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BRAND NEW WAY では、進学カウンセラーを置き、カナダ全土のカレッジ手配が可能です。毎年 50 名以上の手配実績があり、カナダの各州の主要カレッジと直接提携し、公式の代理店として、手配手数料無料でご相談、手配代行をいたしておりますので、カナダのカレッジへ進学をお考えの方は安心してお任せください。
また、現地到着後も弊社オフィス所在地では、安心の現地生活サポートもご用意しております。内容や流れについては下記リンクをご参照ください。
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お問い合わせ |
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カナダのカレッジについてのお問い合わせはBRAND NEW WAY までお気軽にお問い合わせください。 |
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